スピニング加工(へら絞り)について
 
まず、今現在主流になってきていますスピニング加工とはスピニングマシーンを使用して、加工する方法であります。
古くは、旋盤を使用し、当て棒のようなものを使い、板を延ばす手法だったらしく、時代の流れと共に関西では、専用のロクロなるものを使用しヘラと言われる各自が作った棒で遠心力を利用し材料を金型に押し当てて延ばしながら金型に沿わしていく方法をヘラ絞りと言われました。
ヘラ絞りは、人の力だけで絞っていきますが、この人による微妙な力加減と、腰を使い絞り上げていく動きに職人技とゆうべきすばらしいものがあります。
初めてその光景を目にしたら、「どうしてそんなふうになるのだろう」とお思いになるはずです。
近年、ヘラ絞りが出来る人が少なくなり又ヘラ絞りに変わるスピニングマシーンが現れ機械化に取り組む流れになり、真の機械化競争になってきています。
今、大変いい技術をもっている職人も数が少なくなり、大半がお年をとられてきているようです。
ここ約十年で機械化も進歩し、かなり高度になりました。
下に並べてある図は、スピニングマシーンによる簡単な流れを表してあります。
 
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スピニングマシーンによる加工は、ローラーを使い、油圧の力で板(鉄・アルミ・ステン・銅・真鍮・その他金属)を押し延ばしていく所にあります。
このローラーも板の材質によって使うものが異なってきます。また、形状によっても異なります。
近年、ステンレスの需要が多く、スピニングでもよく使われる素材になってきましたが、今までのヘラ絞りでは板厚が、2ミリ程が限界であったのですが、スピニングマシーンでは、約倍程まで加工が可能になったのです。
油圧の力を用い、大きなものを多工程(何度も繰り返し、材料を前に前に絞っていくこと)で絞っていくことは、ヘラ絞りよりも大変速く行えます。
製品の出来上がる時間短縮によって、コスト削減につながるようになりました。
 
長所としましては、● プレスよりも型代が非常に安価にすむこと● ロットが少なくてすむこと● 複雑な形状でも加工できること● 部品加工から表面処理まで一貫して納品できること● 品質管理を徹底してあることなどが上げられます。
 
丸長金属はこの機械化に取り組んだ時期が早く油圧でのスピニングマシーンの一号機を早く手に入れ、今までの経験と実績を惜しみなく発揮しています。まだまだ、これからも勉強して、努力を積み重ねていかなければいけませんが、お客様の商品ニーズに合うよう、いかに良い品物でコストを合わせ納期確実で生産する事が出来るよう、コンピュータ管理で製品の在庫から受注、発注に至るまで、管理能力の向上も社内でのミーティングなどで社員一丸での取り組みとして、常に心がけて、たくさんの人に喜こんで頂けるよう日々精進しています。
 
 

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